フォトダイアリー
PHOTO DIARY
【3年生】解き方を説明!傾聴力!
2025.12.26
「どうすれば友達に伝わるかな?」
算数の時間に、相手の気持ちに寄り添いながら一生懸命に言葉を選ぶ3年生の姿がありました。
3年生の教室で行われていたのは、かけ算の筆算の仕組みを紐解く授業です。
単に答えを出すだけでなく、「なぜそうなるのか」を自分の言葉で誰かに伝えるという、ちょっぴり難しい課題に挑戦しました。
「ここは10のかたまりだから、この数でかけると……分かりますか?」と、身を乗り出して問いかける子ども。
友達の少し不安そうな表情に気づくと、「あ、今のがわからない人がいたから、もう一度言うね。ここがこうで、こうだよ」と、相手が理解できるように必死に言葉を選び直していました。
「伝える」ことは簡単に見えて、実はとても繊細で難しいこと。
その難しさに直面しながらも、対話を通して通じ合おうとする姿は、まさに本校が大切にしている「体験」と「交流」のひとコマです。
10や100のまとまりを意識して考える習慣がしっかりと根付いている様子に、3年生としての大きな成長を感じました。
自分の考えを伝える勇気と、相手の言葉に静かに耳を傾ける「傾聴力」。
この二つが重なり合ったとき、子どもたちの心には温かな絆が生まれます。
一人ひとりがかけがえのない存在として認められ、安心して自分を表現できる。 そんな優しさあふれる教室を、これからも大切に守っていきたいと思います。
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